【レース】第12回 ツール・ド・宮古島2019 136km
上半期の最重要レース。
ニセコクラッシクの前哨戦でもあり、どれほどの結果を出せるか確認する為のレースでした。目標は先頭集団でゴール。年代別での表彰。
5/24(金)
土曜日行けば十分間に合うが余裕を持っての前々日入り。
10:00に空港着、外に出ると気持ちのいい天気。レンタカーは必要なかったけど自転車を運ぶのが大変なので一応。
時間もあるので輪行解除して、レーススタート地点から宮古島一周を予定。しかしながら、風が強すぎて全然進まない。しかも、疲れが出ているのか全然ワットが出ない。200wでも足がパンパンになる始末。仕方がないので、途中の分岐でショートカットする。
この状態は、以前の宇都宮と同じ状況な気がしたのでレースまで身体を休める事を決意。
5/25(土)
しっかり睡眠を取り、今日も軽く刺激入れをしようとしたが、今日も全然ダメな感じ。
綺麗な池間島の景色を見ながら「もうだめかもな~」って諦めモードに、、、。
前日までは食事に気を使っていたが、ハンバーガーや宮古島そばなど暴飲暴食をかます。
最後のあがきでホテルのプールでクールダウンしたり、スポーツマッサージをお願いしたり、あっつい湯船に入ったりなんとかコンディションを整えようとしました。
コンディションを整えられないのも自分のミスと思い、補給食や翌日の準備をして23:00に就寝。
5/26(日)
レース当日。アップはいつものルーティンをする。毎回これのおかげでアップしなくても足が動くので助かる。
ホテルが朝食を用意してくれているので、おにぎり二個、バナナ、オレンジを食べる。
会場までは自走で10分なので高ケイデンスで足を回すが、足が重すぎる、、、。
今回のレースは格上の方々なので(P・E1)、集団内でぬくぬく温存し、坂では頑張らず、平坦と下りで踏むように基本に忠実に行く作戦。
逃げに湾岸の雑賀選手、イナーメ北野選手、六本木菊川選手が乗った場合のみ追う。
試走&事前のyoutubeで落車ポイントもチェックしているので前目の展開をする。
そんなこんなでレーススタート。今回はアクションカムで録画しているので詳しい所は是非見て頂ければと思います。
スタート時の場所もよかったのでローリングでするすると先頭車まで。
リアルスタートでは、北野選手がファーストアタック。ここで中尾選手が手を振っているのが面白かった。
逃げが出来るが、雑賀選手等有力選手が集団内にいるのでそのまま傍観。何回か先頭交代が回ってくるので、そつなくこなす。
一周目は、ほぼほぼサイクリングペースだが坂ではアタックがかかるので前目で対応。
落車ポイントが近づいてきた時は、前に移動する。給水ポイントでは周りに迷惑を掛けないように出来るだけ気を使いボトルをゲット。
分岐の際、案内が不十分だったのか、先頭集団はミスコースをしてしまい、一旦ストップ。ここで落車も起きたが、何とか復帰。先頭集団は待っていてくれたみたいです。
二周目では、ローテーションも回るようになり速度が上がる。
散発的に逃げが発生し、雑賀選手と早瀬選手がブリッジを仕掛けたので付いて行こうとしたが速過ぎて千切れました。その後は第二集団に合流し逃げを吸収。
今回のレースの一番の山場は<海宝館>を曲がってからのジェットコースターみたいなアップダウン。ここでは千切れる可能性があったので、坂では最低限のワット、下りで回して追いつく作戦を実行。今回ホイールはBORA50を使用しましたので下りではほぼ脚を使わず追いつける。ホイールの力は偉大です。
正直足が限界を超えていたのでここからは気力の勝負でした。
ラスト5km地点では同じカテゴリーの人が千切れたのをチェック。集団内に同じカテゴリーは2名。ここは意地でも付いて行くことを決意する。
自分も含めかなり疲弊している為ローテーションはうまく回らず、その中でも積極的に引いている六本木の菊川選手は本当にすごいと感じた。
ゴールも近づき、先頭集団から逃げた人たちには追いつけそうになく、3位争いの戦いになる。ここでミスコースをした場所が近づき集団内では、北野選手をいじってたのが面白かった。そして、ラスト2km。最後はダウンヒルから左折をして最終スプリント。ダウンヒルが危険なのでマージンを取ったのが失敗でした。左折時のインターバルで集団から遅れ、最後はグダグダのスプリント。出し切ったが、年代別1位には届かず、結果としては全体で18位/年代別2位。
前哨戦として、濃いメンバーの中では十分すぎる結果だと思います。集団内で休んでいることが多かったので実力以上の結果が出たと思っています。
この流れで、本番のニセコクラッシクに向けて練習を重ねていきます。チームメイトには富士ヒル選抜選手の方がいるので苦手な山で引きづり回されたいと思います。皆さん練習に付き合ってください。
また、違うカテゴリーでは死亡事故が発生してしまったのはとても悲しい事です。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
運営、ボランティアの方々作っていた素晴らしい大会でした。
どうにか来年以降も存続して頂ければと思います。
下記オンボード映像